ご家族様へ
デイサービスの疑問、質問にQ&Aお答えします。
Q01.デイサービスって何ですか?
A01.ご自宅に閉じこもりがちな高齢者の方に、日帰りで、健康チェック・お食事・入浴・生活リハビリテーション・レクリエーションなどを提供するサービスです。
Q02.デイケアとはどこが違うのですか?
A02.デイサービス(通所介護)は、高齢者の外出機会、社会的交流、家族負担の軽減を主な目的としています。一方デイケア(通所リハビリテーション)は、身体機能の維持・回復など、リハビリが主目的のサービスです。
Q03.デイケアとはどこが違うのですか?
A03.「日帰りで通う」というところは同じですが、誤解を恐れずに言えば「楽しみ目的」がデイサービス、「リハビリ目的」がデイケアとなるでしょうか。しかしこの「楽しみ目的」こそが大切、と私たちは考えています。
Q04.施設を見学できますか?
A04.いつでも見学できます。相談員による説明・面談などご希望の場合は、事前にご連絡ください。
Q05.自宅では車イスなんですが、送迎できますか?
A05.送迎車輌は車イス対応になっています。車イスに乗ったままで乗降できます。
Q06.自宅の風呂には危なくて入れません。デイサービスで入浴できますか?
A06.広い浴室で職員が介助しますから、どのような方でも入浴可能です。歩行困難な方は、浴室用の「キャスター付きシャワーチェアー」を使ってお入りいただきます。
Q07.すぐに疲れる方なのですが、休養するスペースはありますか?
A07.平均15名様の通所者に、ベッド3床、マッサージチェア2、ほかに9畳の和室(静養室)もあります。休養スペースとしてはは充分だと思います。
Q08.歯が悪いので、食事が食べられるかどうか・・・?
A08.ご飯をおかゆに、とか、おかずの刻み、で対応しています。その他、アレルギーについてもできる限り対応します。
Q09.薬を管理してもらえますか?
A09.ご指示があれば、昼食時の飲み薬配布、入浴後の塗り薬・張り薬、などは対応いたします。
Q10.自宅では寝てばかりいます。身体や頭を使う行事がありますか?
A10.数種類の体操、ストレッチ、運動器具の使用など、身体を動かすメニューは各種有ります。言葉遊び、ドリル、制作など、物忘れ防止の色々なメニューも用意しています。
Q11.何か持っていくものがありますか?
A11.必ず必要なのは上履き、歯ブラシ、歯磨き用コップの3点です。この他、入浴する場合には
着替えの下着をご持参ください。石鹸・タオルなどは必要ありません。デイサービスで用意します。
ケアハウスの疑問、質問にQ&Aお答えします。
【入居退去】
Q01.ケアハウスって何ですか?
A01.「食事と安心の付いた集合住宅」です。建設費・運営費に公的補助が使われるため、比較的手軽な料金で利用できます。「軽費老人ホーム」とも呼ばれます。
Q02.どんな方が入居するんですか?
A02.入居の対象となる方を「設置要綱」は以下のように定めています。
利用者は、自炊ができない程度の身体機能の低下等が認められ、又は高齢等のため独立して生活するには不安が認められる人であって、家族による援助をうけることが困難なもの。
利用者は、原則として60歳以上の人。役所の文章では少々分かりにくいので、「あすなろ流」に易しく意訳したのが次の<Q03.>です。
Q03.どんな方が入居するんですか?
A03.入居の対象となるのは、
「今のところ自分のことは自分でできるが、一人暮らしを続けていくのは不安になってきた。」
「自炊するのがむつかしくなった。」
そんな高齢者の皆さまと言っていいのではないでしょうか。
Q04.民間の有料老人ホームと、どこが違うんですか?
A04.一番の違いは利用料金です。Q1にいう公的補助金が入っているため、同程度のサービスなら利用者のご負担(利用料金)は、ケアハウスのほうが軽いといえます。
Q05.施設を見学したいのですが?
A05.いつでも見学していただけます。平日のほうがよりよい案内ができますが、日祝日でも見学は可能です。事前に連絡いただければ助かります。
Q06.夫婦で入居できますか?その場合どんな部屋になりますか?
A06.ご夫婦での入居も可能です。ただ、あすなろには夫婦部屋(二人部屋)がありませんから、個室(一人用)を2部屋お使いいただくようになります。
Q07.入居時にはどんな書類が必要ですか?
A07.申込み時に必要なのは、所定の「入居申込書」だけです。その後、入居のための面接・入居契約の時には、以下の書類が必要になります。「健康診断書」「収入申告書」「前年の収入を証明する書類」「住民票」
Q08.いま住んでいる持ち家はどうすればいいですか?
A08.ご自分の家はとりあえずそのまま置いて、入居なさってはいかがですか。自宅とケアハウスを行き来しながら暮らす方も、珍しくありません。そうするうちにご自宅を処分なさる方もあります。
Q09ご飯を食べたかどうか思い出せなくなりました。退去でしょうか?
A09.一概には言えません。「ご飯はもう召し上がりましたよ。」と職員が言えば納得していただけるようなら、まだまだケアハウスで暮らせますし、「イヤ、食べてない!」と言い張る場面が頻繁になると、退去も含めて今後の対策を保証人(ご家族)様と相談させていただくようになります。
Q10ケアハウスを退去しなくてはならないのは、どんな状態になった時ですか?
A10.明確な線引きをするのは難しいのですが、以下のような状態が見られた場合、退去を検討することになります。入院後3ヶ月を経過しても復帰の見通しが立たない。
施設外への徘徊が頻繁になった。
自分の力で食堂まで来られなくなった。
常時、排泄の介助が必要になった。
職員の指示に従ってもらえなくなった。
ケアハウスの疑問、質問にQ&Aお答えします。
【生活全般】
Q11.居室にはどんな設備がありますか?
A11.
エアコン(冷暖房機)
IHヒーター(ミニキッチン内)
洗濯機用防水パン(〃)
ユニットバス
温水洗浄便座(トイレ)
ナースコール(居室)
緊急通報装置(トイレ・浴室)
電気温水器
インターネット接続(LAN)設備
有料テレビ放送受信設備(個人契約)
個人電話接続口
Q12.お仏壇を持ち込んでもいいですか?
A12.構いません。しかし、ロウソク・線香は火の不始末が怖いので、できれば電気のロウソク等にするようお勧めしています。
Q13.居室の中に洗濯機、冷蔵庫を置けますか?
A13.ミニキッチンの中に洗濯機用防水パンを設置しています。また冷蔵庫スペースも確保しています。洗濯は、2階にある共同利用洗濯機・乾燥機(百円硬貨で使用)でもできます。
Q14.部屋に手すりが欲しいんですが
A14.ご自分で手すりをつけても構いません。ただし、退居時には原状回復していただく必要があります。
Q15.食事の時間は?
A15.
朝食:7:30~8:30
昼食:11:30~12:30
夕食:17:30~18:30
Q16.共同浴場の入浴時間は決まっていますか?
A16.共同浴場は1箇所なので、曜日により男女交代で使用しています。
月-土:午後3時-9時
女性:月,水,金
男性:火,木,土
(日)は午後1:30から8:00までの間を、時間帯で区切って男女が入浴。
Q17.外出・外泊の制限がありますか?
A17.外出・外泊は自由です。外出なさる時は、玄関に置いてある「外出記録ノート」に記入してお出かけください。外泊も同様ですが他に、外泊中の「食事変更届け」を出してください。
Q18.施設の行事には必ず参加しなくてはいけませんか?
A18.行事に参加する、しない、はご自由です。興味・関心のあるものにだけご参加ください。
Q19.福祉施設は生活が「管理」されると聞きましたが?
A19.ケアハウスは、食事や入浴時間等の決まりはありますが、それ以外は他人に迷惑をかけない限り、ご自由に過ごしていただけます。管理施設ではありません。
Q20.居室で酒、タバコ、をたしなむことはできますか?
A20.アルコールは度を越さない程度にしてください。タバコはなるべく喫煙所で吸うようにお願いしています。
Q21青魚を食べるとジンマシンが出るのですが、メニューの調整をしてもらえますか?
A21.好き嫌いには対応できませんが、アレルギー等についてはできる限り対応します。ただ、完全な除去食などには対応出来ない場合もあります。
Q22外出、外泊などで食事を摂らなかった時はどうなりますか?
A22.事前に「食事変更届け」を出していただければ、翌月の利用料で清算(払戻)します。
Q23.ケアハウスに家族が泊まることはできますか?
A23.居室にご家族がお泊りになるのは一向に構いません。ご家族が複数でお越しになり居室に入りきれない場合は、2階の和室をお貸しすることもできます。実費で布団の貸出し、食事の提供もいたします。
Q24.どんな方が入居しておられますか?
A24.平成24年8月現在のデータを紹介します。
入居者:27名
女性22名、男性5名
平均年齢80歳
要介護1:8名
要支援2:7名
要支援1:1名
東広島市内から:15名
広島県内から:5名
県外から入居:7名
Q25.施設への要望を述べる仕組みが、何かありますか?
A25.施設内に「ご意見箱」を設けて、入居者のご意見を承っています。また、毎月1回「意見交換会」を開催し、入居者の声を職員が直接聞いています。ご要望についてはその都度施設で検討し、書面の掲示で回答しています。
Q26.部屋の掃除や入浴の手伝いをしてもらえますか?
A26.部屋の掃除はご自分で行うようになります。難しい場合は介護保険のサービスを利用していただきます。入浴も、自力でできない場合は介護保険サービス(入浴介助など)を利用してもらっています。
ケアハウスの疑問、質問Q&Aできる事とできない事
Q27.ひとりでは通院が不安です。付き添ってもらえますか?
A27.原則として通院の介助はできません。保証人(ご家族)様のご協力をお願いするか、介護タクシーによる通院介助をお勧めしています。
Q28.病気になったとき、ケアハウスではどのように対応していますか?
A28.例えば、風邪をひいて寝ている数日間食事を居室まで運ぶ、というような身の回りの簡単な援助、一時的な援助はいたしますが、医療行為に類すること、継続的な援助、は保証人(ご家族)様のご協力をお願いしています。
Q29.ケアハウスではどのような介護が受けられますか?
A29.ケアハウスは介護保険施設ではないので、介護サービスは提供できません。ただし、緊急時の対応はこの限りではありません。日常的な援助を必要とする場合は、介護保険のサービスをご利用ください。
Q30.居室で緊急事態が発生した時、どのように対応していますか?
A30.居間にはナースコール。トイレと浴室には緊急通報装置が取り付けてあります。これらを使って急を知らせてください。夜間であっても職員が部屋に駆けつけます。状況を判断して救急車の手配/身元保証人やご家族への連絡/その他できる、範囲の応急措置をいたします。
Q31.ケアハウスではどのようなサービスが提供されますか?
A31.主なサービスは以下のとおりです。
高齢者の健康に配慮した食事の提供
清潔な入浴環境の準備、提供
緊急時の対応
生活相談、助言
入居者の自主的活動への協力、助言